あなたの住宅に、省スペースで導入できる蓄電池をお探しなら、壁掛け型蓄電池は注目の選択肢です。コンパクト設計で場所を取らず、設置条件が整えば気軽に導入できます。この記事では、壁掛け型蓄電池のメリットと設置条件をわかりやすく解説します。
Contents
壁掛け型蓄電池のメリット
省スペースで室内に設置可能
壁掛け型蓄電池は床を使わず、省スペースに設置可能です。
→厚さ10 cm程度の薄型設計で、壁に沿って取り付けられるため、床置きが難しい狭小住宅や集合住宅にも適しています 。
基礎工事不要で比較的工事コストが抑えられる
床基礎が不要のため、設置工事が比較的簡単で費用も抑えられます。
→置き型で必要な土台設置が不要で、壁面取付だけで済むため、導入の手間・コストを軽減できます。基礎を設置するタイプと比べて、施工時間の短縮と費用削減につながるケースが多く見られます。
室内設置で自然環境から守られる安全性
屋内に設置できれば、過酷な自然環境から蓄電池を保護できます。
→雨・風・積雪や塩害の影響を受けず、温度変化も少ない屋内環境にあることで、蓄電池の寿命や性能が安定します。海岸近くの重塩害地域でも、屋内壁面に設置する壁掛け型なら安心して導入可能です。
壁掛け型蓄電池の設置条件
壁の強度と構造の確認が必須
壁を適切に強化することが前提条件です。(重量がある蓄電池をしっかり支える構造でなければ、落下や事故のリスクがあります)
※取り付け予定の壁が軽量下地や石膏ボードのみの場合、補強工事が必要になることがあります。
温湿度・通気性が適切な場所を選ぶ
設置場所は高温多湿を避け、風通しの良い場所を選びましょう。
→リチウムイオン電池は高温・低温・湿気に弱く、劣化や故障の原因になりやすいです 。(浴室の近くや日当たりの強い南向き部屋は避け、クローゼット内や屋内廊下など比較的安定した環境が適しています)
適切な設置環境で性能と寿命を保つことが重要です。
分電盤(ブレーカー)との近接が必要
分電盤に近い場所を選ぶことで電気ロスを小さくできます。
→蓄電池とパワーコンディショナーを分電盤から遠く離して設置すると、配線距離が長くなり電力効率が悪化します 。
まとめ
ここまで、壁掛け型蓄電池のメリットと設置条件を整理しました。
主なメリットは、省スペースな設計・工事コストの軽減・自然環境からの保護です。一方、設置には壁の強度・適切な室内環境・分電盤との距離といった条件が大切です。
もし「自宅の壁で設置可能か?」「具体的な機種選びを相談したい」という方は、ぜひよか給湯にご相談ください。当社では鹿児島地域に密着し、実際の住宅構造や環境を確認したうえで最適なご提案を致します。