「蓄電池って30年もつって本当?」「鹿児島の気候で長持ちするの?」——そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。家庭用蓄電池は、災害時の備えや電気代の節約など、多くのメリットがありますが、気になるのがその「寿命」。今回は、蓄電池が本当に30年使えるのか、鹿児島の住宅に合った選び方や使い方とあわせて解説します。
蓄電池の寿命=サイクル数×使用頻度
家庭用に多く使われているリチウムイオン蓄電池は、製品によって「サイクル寿命(充放電できる回数)」が異なります。例えば、12,000サイクル対応の製品なら、1日1回の充放電で約32年も使える計算になります。しかしこれはあくまで理論値。実際の使用環境や負荷によって劣化は進むため、一般的には10~15年が現実的な使用期間です。
寿命を左右する3つの要素
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温度環境
鹿児島のように夏が暑く湿度が高い地域では、蓄電池の高温劣化に注意が必要です。設置場所は直射日光を避け、風通しのよい場所がベストです。 -
放電深度
毎回フル充電・フル放電するのではなく、20~80%程度の範囲で運用すると寿命が延びやすくなります。
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使用目的に合った容量選び
使用量に対して容量が小さいと、1日あたりのサイクル数が増えて劣化も早まります。少し余裕を持った容量選定がカギです。
保証年数と実際の寿命の違い
多くのメーカーは10~15年の保証を設けていますが、それを超えても使えるケースもあります。ただし、容量が半分以下になると買い替え時期と考えるのが一般的。長期保証付きの製品を選べば安心です。
鹿児島で長く使うためのコツ
鹿児島では台風や雷による停電リスクも高め。停電対応型の蓄電池なら、災害時も安心して使用できます。また、地域密着型の販売・施工店を利用することで、設置後の点検・サポートも受けやすく、結果的に寿命を延ばすことにつながります。
まとめ
蓄電池の寿命は条件次第で30年も可能ですが、一般的には10~15年が目安。鹿児島の気候やライフスタイルに合った製品選びと正しい使い方で、寿命を最大限に引き出すことができます。導入を検討中の方は、弊社にお問い合わせください。