はじめに
近年、災害対策や夜間電力の有効活用を目的に、10 kWhクラスの家庭用蓄電池が注目されています。鹿児島県内での導入価格や選び方のポイントを、分かりやすくご紹介します。
①、導入価格の目安
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本体価格:150~200万円
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工事費 :20~30万円
→ 合計で約170~230万円程度が一般的です。
②、1 kWhあたり単価
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約15~20万円/kWh
→ まとめて容量を増やすほど、単価が割安になる傾向があります。
③、鹿児島ならではのポイント
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日射量が豊富な気候を活かし、既設の太陽光発電と組み合わせると効率アップ。
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地域密着型の施工業者を含め、複数社から相見積もりを取りましょう。
④、費用内訳(目安)
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蓄電池本体:10 kWh × 15~20万円 = 150~200万円
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パワーコンディショナー:約20~30万円
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設置架台・配線 :約5~10万円
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工事費 :約10~20万円
→ 機種や配線距離で差が出るポイントです。
⑤、メンテナンスと保証
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定期点検は1~2年ごと、保証期間は製品によって10~15年。
→ 保証内容・対応範囲を事前に確認しましょう。
⑥、導入のタイミング
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補助金は先着順・予算枠注意。見積り取得後は速やかに申請を。
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取付は夏場や冬場のピーク前に進めると、効果を実感しやすいです。
まとめ
蓄電池の導入が戸建てだけでなく、公共施設でも進んでいるのは電気代が高い、高くなっていることが背景にあります。では、蓄電池を導入したら電気代は下がるの?答えは下がります。どのような仕組みで下がるのか、電気代はどこの部分が高くなっているのか、その2つを把握しておけば将来的にいくら電気代が安くなるので、どこに浮いた電気代を投資しようと計画がしやすくなりますので、ぜひ戸建ての方は前向きに導入を検討していただきたいです。今回は、10 kWhモデルの価格帯を把握し、複数社比較と補助金活用で実質負担を抑えつつ、安心・お得な導入を実現しましょう!