「うちの電気温水器、もう30年近く使ってるんだけど、まだ動いてるのよね」。そんな話を聞いて、「うちもそうかも!」と思ったあなた。電気温水器は頑丈な作りで長持ちしやすいのは事実ですが、30年も使い続けているなら、そろそろ買い替えを真剣に考える時期かもしれません。
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電気温水器の「本当の寿命」と30年使うリスク
家電には通常、「設計上の標準使用期間」という目安があり、電気温水器は一般的に10年〜15年とされています。もちろん、中には30年近く使えているケースもありますが、それは「たまたま」長持ちしているだけで、決して一般的ではありません。
長く使い続けることには、いくつかのデメリットやリスクがあります!
- 電気代が高くなる可能性: 長年使うと、内部に水垢がたまり、お湯を沸かす効率が落ちて電気代が余分にかかることがあります。
- 突然の故障リスク: 部品は確実に劣化しています。突然お湯が出なくなるだけでなく、古い機種は修理部品が手に入らないことがほとんどです。
- 性能の低下と不便さ: お湯がなかなか沸かない、温度が安定しないなど、快適性が損なわれます。
- 安全上のリスク: 漏電や水漏れ、異常加熱など、思わぬ事故につながる危険性も高まります。
こんなサインが出たら「買い替えのサイン」
ご自宅の電気温水器に、以下のようなサインが出ていたら要注意です。
- エラー表示が頻繁に出る
- お湯が出にくい、または温度が安定しない
- 朝になってもお湯が十分に沸いていない
- 本体や配管から水漏れしている
- 電気代が以前より高くなった気がする
- 普段と違う異音(ゴボゴボ、ブーンなど)がする
これらのサインが見られたら、迷わず専門業者に相談しましょう。
まとめ:安心で快適な毎日を送るために
30年も使える電気温水器は、ある意味「頑張り屋さん」です。しかし、電気代のムダ、いつ来るかわからない故障、そして何よりも安全面のリスクを考えると、新しい電気温水器や、より省エネなエコキュートへの交換を検討する時期に来ていると言えるでしょう。
新しい給湯器にすることで、電気代も節約でき、安心で快適な毎日を送ることができます。ご自宅の電気温水器、一度点検を検討してみてはいかがでしょうか?